―けいえすけいものがたりー
本州のほぼ中心に位置する岐阜県。日本の観測史上における最高気温、歴代5位のうち3つの記録がこの岐阜県内で観測されてきました。これらはいずれも40度を超える気温です。一方で、冬には「伊吹おろし」と呼ばれる非常に冷たい季節風が吹く地域もあります。岐阜県は、夏は猛暑、そして冬には厳しい寒さが訪れる土地です。
寒暖差の大きい土地で人々が住まいに求めるものは、室温湿度の安定と、そこから生まれる快適さ暮らしやすさではないでしょうか。
県庁所在地の岐阜市に本社を構える株式会社ケイエスケイ[KSK]は、岐阜の四季を通じた暮らし、それを支える快適な住まい、その提案に力を入れている工務店です。
前社名のスカイホーム時代から約30年の歴史を持ち、累積施工棟数が300棟を超える家づくりの会社で、断熱性・機密性が高い住まいの提案を継続しています。
特に本社敷地のモデルハウスで行われる、真夏日、真冬日の宿泊体験が注目されています。
スカイホーム事業部 責任者の営業部 部長 中野 淳(なかの・あつし)さんに施主様の傾向を伺いました。
「岐阜、愛知のお施主さまは 家を単純な寝食の場所としてでなく、あくまで豊かに暮らすための拠点として大切にしています。趣味の自転車、バイク用に土間を作られたりする方もいらっしゃいます。お客様の個性、暮らしはそれぞれ異なります。こんな暮らしをしたい という思いをお持ちの方も多く、設計前のプランニングは特に大事に、時間をかけるようにしています。思いがきちんと詰まった家づくりを行っていただくためです」
年齢層も幅広く30代~60代にわたり、主にOBのお客様からのお引合や、ご紹介から担当させていただくことも多いとのことでした。
施主によるご紹介。これはケイエスケイが高い施工技術を有するだけでなく、家を長く守っていくアフター対応、定期点検をしっかり続けてきた結果であると思います。
現在は営業部 部長である中野さんも、以前は技術職、現場監理の仕事に長く従事していました。そのため施主さまのお問合せ、アフター対応には道具を持参してそのまま着手してしまうこともあるそうです。
お父様が大工だった影響もあり、建築の道に進んだ中野さん。
達成感が味わえるものづくりが好きで、その完成した建物で喜ぶ方がいることに嬉しさを感じているとのことでした。
そして自ら営業職を希望した背景にも、お施主様への思い、ご不満を解消したいとの強い思いがありました。
「施工の現場では図面の通りに完成させることが重要ですが、もしその段階でお客様の本当のご希望が出てきた場合、各種許可取得後でもあり、施工関係者で対応しにくい現実がありました。そのため施主さまとの距離をより縮め、事前のプランニングに携わる営業職を希望するようになりました」
お施主様の目線に立つため担当職種を変える。これには相当な覚悟があったと思います。
「家づくりとは、人に喜んでもらえる仕事。私にとって天職だと思います」
中野さん、ケイエスケイの真摯な家づくりは、日本の中心 岐阜から愛知へ そしてもっと広い地域で支持されていくことでしょう。
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家を”買う”ものから"創る"ものへ
プラナビ編集部
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