建築スケッチの魅力
建築家・遠藤泰人さんは、かつてハウスメーカーで設計をしていたことがあります。
その時の設計は「早く発注してもらうことが重要なので、素人である建て主さんが理解・想像できる範囲で提案をするようにと言われていた」と振り返ります。
一方で、建築家としては「建て主さん自身が想像していなかった(けれども深いところでの想いがあった)住まいへの想いを引き出してあげることが役割です」と言います。
そのために重要な役割を果たすのが手描きのスケッチを通して会話することだそうで、CADやCGの良さを認めながらも、手書きスケッチであるがゆえの「暖かみ」が建て主さんの想像力を高め、建築家との打ち合わせがものすごく生産的になるのだと強調されていました。
確かに頷けますね。
プラナビ編集部 上野
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